『宗教者9条の会・大分』発足
2006年5月26日
無着成恭師の講演も

 戦争放棄をうたった憲法9条を守ろうと、大分県内の仏教やキリスト教などの宗教者が5月26日、激しい風雨の中、大分市内のコンパルホールで「宗教者9条の会・大分」を結成、約90人が参加しました。

 この結成に先立って、無着成恭師の講演会「憲法って何ん?!」(大分合同新聞社後援)が開かれ、県内各地から宗教者、市民など約200人が参加しました。“戦争は罪悪”伝えることが責任 「宗教者9条の会」が発足


 講演会の初めに準備会を代表して日野詢城師(由布市湯布院町、真宗大谷派見成寺住職)が、「大分県では、1982年に『赤とんぼの会』がつくられ、毎年8月15日に4〜5千人が名を連ねて、5紙に意見広告を出してきた。憲法『改正』の論議が高まる中、著名な作家や学者などでつくる『9条の会』が、世界平和にむけて憲法9条の意味を考えようと、2004年にアピールを発表。全国に4750をこえる『会』が結成されている。宗教界でも、このアピールヘの賛同者を、宗派をこえて募る『宗教者9条の和』の取組みもすすんでいる。大分でも昨年、『平和憲法を守る会・大分』が結成され、県内で40団体をこえている。十年前、戦後50年にあたって、各宗教宗派は、戦争責任を表明し、懺悔したが、それが十分生かされていない。憲法が危うくなっている中で、『宗教者9条の会・大分』を結成し、その最初の取組みとして、今日の講演会を開く」と挨拶しました。

 結成集会では、呼びかけ人代表のあいさつにつづいて、大在紀師(本願寺派)が、「大分県内でも、憲法9条の大切さを宗教者の立場から呼びかけていこうと、今年二月に準備会を設立。毎月、準備会を開きながら、五月二六日、無着成恭師を講師に、講演会「憲法って何ん?!」を開いたあと、「宗教者9条の会・大分」を結成することを決めた。9教団の24人が呼びかけ人となり、五月初めに県内約1600の寺院、教会に文書を発送した。賛同者は120人をこえ、キリスト教や曹洞宗、臨済宗、日蓮宗、浄土真宗、金光教など11の教団にわたる」と準備会の経過報告。

 会則、3,000円の年会費、10人の世話人・事務局を選んだあと、佐々木淳二牧師(大分メノナイト・キリスト教会)が、アピール文を読みあげ、大きな拍手で確認されました。

 これからの活動としては、

1.相互の交流・連帯を深めるための情報交換・講演会・学習会等、

2.それぞれの教団・教派で非戦の願いを実現するための活動、

3.相互の学習に資するための会報の発行、などを行うことにしています。

 この取組みは、大分合同新聞が3回とりあげたのを始め、朝日、毎日、西日本などの各新聞も報道しました。

林 正道(真宗大谷派安養寺住職)

「憲法って何ん?!」2006年5月26日    無着成恭さん講演会



講演会で録音したものを聞くことができます。
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